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■父 ヨーク公爵リチャード・プランタジネット
■母 ウェストモーランド伯爵の娘セシリー・ネヴィル ●アン・オブ・ヨーク エクセター公爵ヘンリー・ホランドと結婚 ●ヨーク公爵エドワード 次代国王エドワード4世となる ●エリザベス・オブ・ヨーク サフォーク公爵ジョン・ド・ラ・ポールと結婚 ●マーガレット・オブ・ヨーク ブルゴーニュ公爵シャルルと結婚 ●クラレンス公爵ジョージ ウォリック伯爵リチャード・ネヴィルの娘イザベル・ネヴィルと結婚 妹アン・ネヴィルはリチャード3世の妻 ●グロスター公爵リチャード 次々代国王リチャード3世となる ◆国王エドワード4世 もとヨーク公爵エドワード・プランタジネット 1442-1483 19歳即位 41歳没 ヨーク家が薔薇戦争に勝利してランカスター家から王位を奪った。 ヨーク朝の始まりである。 しかし敵対するランカスター家のエリザベス・ウッドヴィルと 身分違いの結婚をしたことが大きな過ちとなる。 ![]() ■妻 エリザベス・ウッドヴィル 子持ち未亡人 リヴァーズ男爵リチャード・ウッドヴィルの娘→王妃になったため伯爵に格上げされる 1437-1492 55歳没 *15歳で騎士ジョン・グレイと結婚して子供2人、24歳で死別、 27歳で国王エドワード4世と再婚して子供7人、48歳で死別、55歳没。 ![]() ![]() エドワードは背が高く胸広く整った顔に洗練された物腰をしていた。 「女のことしか頭になく、女のこととなると理性を失くす」 と言われたほど女好きで手当たり次第だった。 当時ロンドンの富裕層はエドワードが視察に来ると聞くと 妻女を連れて疎開するほどであった。 そしてよりにもよってライバルのランカスター家のエリザベス・ウッドヴィルと結婚する。 それもフランスとの縁談を断っての結婚なのでヨーク家の結束を揺るがした。 エリザベスはランカスター家の騎士ジョン・グレイと結婚したが死別した。 エドワードは6歳年上で2人の子供のある未亡人エリザベスを見初める。 「私は王妃になるには身分が低すぎますが、愛人になるには誇りが高すぎます」 とエリザベスに拒絶されて熱を上げ求婚する。 王妃は周りを自分の身内で固め、国政にも口を出し周囲の反発を買った。 王の弟リチャード3世は再起の機会をうかがっていた。 そこにエドワードが放蕩で命を縮め死亡。 息子がエドワード5世を名乗るが、叔父リチャード3世に王位を奪われる。 ●エリザベス・オブ・ヨーク 国王ヘンリー7世と結婚 ●セシリー・オブ・ヨーク ジョン・ウェルズと結婚、トマス・クマエと再婚 ●エドワード ロンドン塔に幽閉 ●リチャード ロンドン塔に幽閉 ●アン・オブ・ヨーク ノーフォーク公トマス・ハワードと結婚 ●キャサリン・オブ・ヨーク デボン伯ウィリアム・コートニーと結婚 ●ブリジット・オブ・ヨーク 修道女 エドワード4世はかつてエレノア・バトラーという女性と秘密結婚していたことがあった。 そこでエドワード4世の死後、リチャード3世が兄とエリザベスの結婚は重婚で かつ身分違いの結婚であると主張したため無効となった。 これにより子供たちは庶子となり王位継承権を失い、リチャードが即位する。 エリザベスは家族とともにウェストミンスター寺院に逃れて細々と命脈を保った。 エドワード皇太子と弟リチャード王子はロンドン塔に幽閉される。 その後「塔の中の王子たち」と呼ばれた兄弟がどうなったのかは不明である。 エリザベスの娘エリザベス王女(母と同名)が後に国王ヘンりー7世と結婚したので エリザベスの名誉は回復され、修道院で静かな晩年を過ごした。 ★王の愛人エリザベス・ショー 貴金属商の妻 ★王の愛人エリザベス・ルーシー 庶子2人 小地主の娘 エドワードの死後、不倫女性に対する罰である <ロウソクを持って市中引き回しの懺悔>をさせられた。
by xMUGIx
| 2005-01-18 00:00
| イギリス
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