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ロシア皇帝アレクサンドル3世のイトコ その4

◆父 ニコライ・ニコラエヴィチ大公←皇帝ニコライ1世の子
1831-1891 60歳没

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■母 アレクサンドラ・ペトロヴナ 別居←オルデンブルク公女アレクサンドリーネ
1838-1900 62歳没

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●ニコライ
バツイチのモンテネグロ王女アナスタシア・ニコラエヴナと結婚
●ピョートル
モンテネグロ王女ミリツァ・ニコラエヴナと結婚


*ミリツァが姉、アナスタシアが妹。
この二組の夫婦は<黒い家族>というあだ名が付くほどオカルトや神秘主義に傾倒し、
アレクサンドラ皇后にラスプーチンを紹介する。
ロシア革命後は全員ちゃっかりと亡命に成功して、処刑もされず天寿をまっとうした。


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ラスプーチンの信者 作家ヴェーラ・ジュコフスカヤ

ミリツァの顔は古い肖像画の顔のように生気がなく、
大きな長く黒い目は疲れ、誇り高い表情を浮かべていた。
彼女はなぜか不自然なほど青白かった。


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ロシア首相 セルゲイ・ウィッテ

祈祷師フィリップとパリで知り合い彼の奇怪な言行に眩惑されて
ロシアへ土産話としたのが、ミリツァとスタナであった。
彼をもっとも深く信仰したのはニコライ・ニコラエヴィチ大公である。
この人は非常な迷信家で、常人をして精神状態を疑わしめるほどであった。
私はニコライ大公を有為の材だとは思わない。しかし真面目で別に悪意のある人ではない。
皇帝ニコライ2世にに対しては盲目的に従順であるし、
軍事については相当の才能のあった人だと考える。
それ以来フィリップは時々ロシアへやってきて数ヶ月間秘かに宮中に滞在して、
両陛下にいろいろと神秘的治療を行ったりしていた。
このモンテネグロの王女達はたった2人の取るに足らぬ女性であったが、
ロシアの皇室に災いしたことはいかに大きかったか。
この姉妹の醜劣な言行を書き立てるならば、どんな大冊な書物になるかしれない。

機会をつかむ事に寸時も注意を怠らなかった姉妹は、
遠く他国に嫁したばかりで周囲の人々に親しみを持たぬ
アレクサンドラ皇后の侍女達を押しのけて皇后の左右に近侍した。
それ以来彼女達は皇后の側を去る事のない親友となり、次第に宮中で勢力を得るようになった。
彼女達の欲望はまず金銭の方向に表れてきたので、彼女達と私の間に小衝突が起こった。
まだロイヒテンベルク公妃であった時にスタナは、
ロイヒテンベルク公家の歳費を15万ルーブル増額する事を皇后を通じて皇帝に請願した。
私はもちろんこれに承諾を与えなかったが、
勅令によって宮内省から15万ルーブル支出する事になって結末がついた。
またミリツァは、夫ピョートル・ニコラエヴィチ大公が
投機に手を出して大穴をあけたというので、
私に中央銀行から貸し出しを取り計うように依頼してきた。私はそれを拒絶したが、
するとこれも勅令で宮内省から御料地の収入を割いて援助する事になった。


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●ニコライ・ニコラエヴィチ大公
1856-1929 73歳没
バツイチのモンテネグロ王女アナスタシア・ニコラエヴナと結婚
1868-1935 67歳没

*陸軍軍人。

*一本気で信心深かったため、妻のオカルト好きに引きずられて行く。

*アナスタシアは21歳で結婚して子供2人、38歳で離婚して再婚、67歳没。

*アナスタシアの前夫は、ニコライのいとこロイヒテンベルク公ゲオルギー。
離婚して半年でニコライと再婚する。


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アナスタシア&前夫
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●ピョートル・ニコラエヴィチ大公●子供3人
1864-1931 67歳没
モンテネグロ王女ミリツァ・ニコラエヴナと結婚
1866-1951 85歳没

*ピョートルは病弱で気が弱かったため、妻のオカルト好きに引きずられていく。

*物静かで、芸術を愛した。

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by xMUGIx | 2011-02-14 00:00 | その他
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