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by xMUGIx
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ベルナドッテ朝

◆国王グスタフ5世
先代オスカル2世の子
1858-1950 49歳即位 92歳没

*同性愛者で、
愛人クルトから脅迫され莫大な金をゆすり取られていたことが死後発覚する。

*テニス好き。




■妻 ヴィクトリア・アヴ・バーデン←ヴィクトリア・フォン・バーデン
ドイツのバーデン大公フリードリヒ1世の娘
1862-1930 19歳結婚 68歳没

*ビクトリアは病弱で、暖かい土地での静養と帰国を繰り返していた。
主治医となったアクセル・ムンセの勧めでカプリ島を避寒地とするようになった。
また、ムンセも近所に住んで毎朝2人で島を散歩した。
二人は愛人関係にあったと言われる。

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息子ヴィルヘルム王子の妃 マリア・パヴロヴナ 

病弱のため療養生活を余儀なくされていた王妃は、
カプリ島に避寒するのが例年の習慣だった。
島の山腹にある別荘には女官と式部官が起居しており、他に一人の医師が仕えていた。
このアクセル・ムンセ医師とは初対面だったが、
スウェーデンではとかく人の口端にのぼる事の多い人物だった。
スウェーデン人であるのにもかかわらず、めったにスウェーデンに足を向けなかった。
彼はカプリ島に別荘を2軒所有し、そのうちの1軒で隠遁に近い生活を送っていた。
それはサラセン時代に築かれた塔に手を入れたもので、
彼はそこに独居して内省と瞑想に耽る仙人同然の暮らしを送っていた。
部屋数は少なく質素なしつらえだったが、調度品はどれもが珍しく貴重な品だった。
この風変わりな家に不釣合な物はひとつとして見当たらなかった。

彼の唯一の日課は、王妃の見舞いだった。
私が到着した日もさっそく午後のお茶に姿を現し、
それからというもの判で押したように連日音楽を共に鑑賞するという名目で訪れていた。
ピアノに堪能な王妃は、医師と私が歌う調べに伴奏をつけた。
ムンセは中年の年恰好で毛髪と同様に白くなりかけた小さな口髭をたくわえ、
青色のメガネで瞳の奥を隠していた。自分は全盲に近いと広言していたが、
観察を深めれば分厚いレンズの向こうから人一倍強烈な視線を投げかけているのがよくわかった。
その眼光は剃刀の刃のように鋭く、物事を完全に見通す力が宿っていた。

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●グスタフ6世アドルフ 次代国王 
●ヴィルヘルム 
パーヴェル・アレクサンドロヴィチ大公女マリア・パヴロヴナと結婚・離婚
●エーリク 未婚
知的障害と癲癇のため、世間から隠すように育てられた。
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by xMUGIx | 2006-07-07 00:00 | スウェーデン
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