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by xMUGIx
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ハノーヴァー朝

ヴィクトリア女王の子供


*ヴィクトリアは生まれた男子全員のミドルネームに夫アルバートの名を入れた。
ヴィクトリアは生涯アルバートを熱愛していたため、
息子たちにはどうしても夫に比べて見劣りを感じてしまい、
息子たちに愛を注がず娘たちに期待した。

*血友病患者の父親&健全な母親の場合、
男子は全員 健全、女子は全員 血友病保因者となる。

*健全な父親&血友病保因者の母親の場合、
男子は1/2の確率で血友病患者、女子は1/2の確率で血友病保因者となる。




●ヴィクトリア 
プロイセン国王フリードリヒ3世と結婚
●エドワード7世 次代国王
●アリス 血友病保因者 
ヘッセン大公ルートヴィヒ4世と結婚 
●アルフレッド 
ロシア皇帝アレクサンドル2世の娘マリアと結婚
●ヘレナ 
シュレースヴィヒ・ホルシュタイン公子クリスティアンと結婚
●ルイーズ 
アーガイル公爵ジョン・キャンベルと結婚
●アーサー 
プロイセン王族ルイーゼ・マルガレーテと結婚
●レオポルド 血友病患者 
ヴァルデック・ピエモント侯女ヘレナと結婚
●ベアトリス 血友病保因者 
ヘッセン大公族ハインリヒ・モーリッツ・バッテンベルクと結婚 




四兄弟 左から エドワード7世 アルフレッド アーサー レオポルド
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●ヴィクトリア●子供6人 愛称ヴィッキー 
1840-1901 61歳没
プロイセン国王フリードリヒ3世と結婚
1831-1888 57歳没

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●エドワード7世 次代国王 愛称バーディ

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●アリス●子供7人 血友病保因者 愛称アリー 
1843-1878 35歳没
ヘッセン大公ルートヴィヒ4世の前妻・本人死別
1837-1892 55歳没

*2男5女に恵まれるが、アリスは血友病保因者だったため、
1人の男子が血友病患者となり夭折、
2人の女子が血友病保因者となり、結婚後子供たちに血友病を遺伝させてしまう。
その女子の一人がアリックス、ロシアのニコライ2世に嫁いだアレクサンドラ皇后。
皇太子アレクセイが血友病患者だったので、
心を痛めた夫妻は怪僧ラスプーチンに心酔するようになり、ロシア革命の遠因となる。

*アリスとアレクサンドラには共通点が多い。
ともに異国の嫁ぎ先で病気がちで、宮廷の嫌われ者だったが夫とは深く愛し合っていた。
そしてアリスはドイツの宗教哲学者ダーフィト・シュトラウスを尊敬し神のように崇めた。
精神的なものに傾倒する性格はアレクサンドラに受け継がれた。

*ルートヴィヒはバツイチのロシア貴族
アレクサンドリーナ・フッテン=チャプスカと貴賤再婚、
姑ヴィクトリア女王を始め一族の反対に合い離婚。

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★後妻 バツイチのロシア貴族アレクサンドリーナ・フッテン=チャプスカ 離婚
1854-1941 87歳没

*19歳でロシア人外交官アレクサンドル・コレミンと結婚、ルートヴィヒの愛人となり前夫と離婚、
30歳でルートヴィヒと再婚、1ヶ月で離婚、再婚離婚の顛末をマスコミに売り、87歳没。




●アルフレッド●子供5人 愛称アッフィ 
1844-1900 56歳没
ロシア皇帝アレクサンドル2世の娘マリアと結婚
1853-1920 67歳没

*アフルレッドは自己中心的で不道徳な性格だった。

*マリアはイギリス王室にもイギリス国民にも嫌われた妃。本人もイギリス嫌いだった。
まず、ヨーロッパにおいては皇帝は国王より格上となる。
そのため女王の息子アルフレッドより皇帝の娘マリアの方が格上となるため、
結婚式はロシアで挙げざるを得なかった。(これは仕方なし)
さらに、称号として<妃殿下>ではなく、
今まで通り<皇女殿下>を使うことと<皇太子妃>より上位に置くことを要求した。
そこで母ヴィクトリア女王が激怒し、イギリスでは<皇女殿下>の称号を使わせなかった。
しかしマリアは、その後もデンマーク<王女>である皇太子妃アレクサンドラが、
ロシア<皇女>である自分より上位に立つことに嫌悪感を表し続けた。

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マリアの姪 マリア・パヴロヴナ大公女

伯母は無愛想なところが災いして人によっては煙たがられたが、
実際にはいきいきとした多少皮肉の混じったユーモアのセンスの富む女性だった。
そのうえ自分の意見を内に秘めておけない、思いついたままを率直に口に出す、
私達の周囲では期初価値のある存在であった。
私達姉弟は彼女のもったいぶった仰々しさに日頃はからかい半分で接していたが、
心の底では深く尊敬していた。
伯母はいつになっても完成しない編物を膝にして肘掛椅子に落ち着くと、
周囲で何かと気ぜわしそうに画策する者達を大きなメガネ越しに観察しては
事の次第を的確にそして子細に見抜き、やんわりと冷やかした後で最後の審判を下した。

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●ヘレナ●子供4人 愛称レンヒェン 
1846-1922 76歳没
シュレースヴィヒ・ホルシュタイン公子クリスティアンと結婚
1831-1917 86歳没

息子たちは頼りにならないと思っていたヴィクトリア女王は、
娘のうち誰かを手元に置きたいと思っていた。
そこで領土や財産を一切持たない公子クリスティアンを選んだ。
夫妻は女王から贈られたハンプシャーのフロッグモア館に新居を構えた。

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●ルイーズ●実子ナシ 愛称ルーシー 
1848-1939 91歳没
アーガイル公爵ジョン・キャンベルと結婚
1845-1914 69歳没

ヴィクトリア女王は、次に外国紛争に無縁な相手を娘の婿に選んだ。
王女と臣下の結婚は、16世紀にヘンリー7世の娘メアリー王女が
サフォーク公爵と結婚して以来のことであった。

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●アーサー●子供3人
1850-1942 92歳没
プロイセン王族ルイーゼ・マルガレーテと結婚
1860-1917 57歳没

*ビクトリア女王の息子たちの中では唯一マシな王子

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●レオポルド●子供2人 血友病患者 愛称レオ 
1853-1884 31歳没
ヴァルデック・ピエモント侯女ヘレナと結婚
1861-1922 61歳没

レオポルドは血友病患者であったが、1男1女に恵まれた。
しかし1女が血友病保因者となり、結婚後子供たちに血友病を遺伝させてしまう。

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●ベアトリス●子供4人 血友病保因者 愛称ベイビー 
1857-1944 87歳没
バッテンベルク公ハインリヒ・モーリッツと結婚
1858-1896 38歳没

ヴィクトリア女王は末っ子のベアトリスにも領土も財産も持たない婿を選んだ。
ベアトリスには自分の秘書をさせていたので、これぐらいの婿がちょうど良かったのだ。

3男1女に恵まれるが、ベアトリスは血友病保因者だったため、
2人の男子が血友病患者となり、
1人の女子が血友病保因者となり、結婚後子供たちに血友病を遺伝させてしまう。
その女子がヴィクトリア・ユージェニー、
スペインのアルフォンソ13世に嫁いだビクトリア・エウヘニア王妃。
4男2女に恵まれるが、2人の男子が血友病患者であった。

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by xMUGIx | 2005-02-21 00:00 | イギリス
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