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by xMUGIx
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ランカスター朝

◆国王ヘンリー6世
先代ヘンリー5世の子
1421-1471 1歳即位 50歳没

*学問好きの王であったが、勇敢さは無かった。

父王の急逝によりヘンリー6世は1歳で即位した。
この隙をついてジャンヌ・ダルクが活躍しイギリスは結局フランスの領土を失った。
ここに百年戦争は終結する。
しかし息をつくひまもなく薔薇戦争が始まる。
ランカスター家とヨーク家が王位を巡って争ったのだ。


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■妻 マーガレット・オブ・アンジュー←マルグリット・ダンジュー
ロレーヌ公・アンジュー公・ナポリ王ルネ・ダンジューの娘
1429-1482 16歳結婚 53歳没

*美しく知的で、健康あふれる女性だった。

*しかし、ヘンリーが精神異常となったため薔薇戦争が勃発、
夫と幼い皇太子の代わりに陣頭指揮を執って戦ったため、
「フランスの雌狼」「女の皮をかぶった虎の心を持つ女」とまで言われるようになる。

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ヘンリー6世は精神異常となり錯乱状態に陥った。
ヨーク公爵が精神を病む王の代りに王位を主張したが、マーガレットは拒絶した。

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国王の側近エドモンド・クレアの手紙 1455年01月09日

神に栄光あれ。国王は回復され、クリスマスの日以来健やかであらせられます。
月曜日の午後に王妃が王子を伴って拝謁されました。
国王が王子の名をお尋ねになったので、王妃がエドワードですとお答えになると、
王は両手を上げて神に感謝を捧げました。
そして、「今まで息子のことはしらなかったし、人が自分に何を言っているのかも、
自分がどこにいるのかもわからず、ずっと病んでいたのだ」とおっしゃいました。
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国王の回復に喜んだ者もいれば、喜ばなかった者もいた。
サマセット公爵が復権し、ヨーク公爵が失脚した。
しかし国王は狂気と正気を繰り返すようになり、
マーガレット王妃をいただくランカスター家と
ヨーク公爵リチャード率いるヨーク家の対立がますます激化していった。
赤バラをシンボルとするランカスター家と白バラをシンボルとするヨーク家とが
王冠をめぐって争った。薔薇戦争の始まりである。
マーガレットは「赤い薔薇の女王」と呼ばれた。<王妃>ではなく<女王>である。

30年に渡る戦いの末ヨーク家が勝利をおさめ、
皇太子エドワードは戦死、国王ヘンリー6世は獄死、マーガレット王妃は幽閉された。
後に帰国を許されフランスへ戻り、赤貧のうちに亡くなった。




●子は皇太子エドワード
1453-1471 18歳没

*獄死

父ヘンリー6世は精神錯乱していたので、ヘンリーの子ではないという噂が根強かった。
妻はウォリック伯爵リチャード・ネヴィルの娘アン・ネヴィル。
アン・ネヴィルは夫の戦死後、国王リチャード3世と再婚した。

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外交官フィリップ・ド・コミーヌ

奇妙な結婚だ! ウォリック伯爵は皇太子の父親を破滅させた。
しかるにその皇太子と自分の娘を結婚させた。
さらに、ランカスター派が再び力を得はしないかと恐れていたはずの
王弟クラレンス公爵も味方に引き入れようとした。
こんな事は、偽りの心がなければ起こるはずがない。

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by xMUGIx | 2005-01-17 00:00 | イギリス
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