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by xMUGIx
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ブルボン朝

◆国王ルイ14世
先代ルイ13世の子
1638-1715 5歳即位 76歳没

*イギリス国王チャールズ2世はイトコにあたる。

5歳で即位したため、母アンヌ・ドートリッシュが摂政となった。
しかし姑マリー・ド・メディシスの例を見てきた彼女は
ルイが成人すると政治からは一切身を引いた。

ルイは政治に無関心で寵臣や愛人に政治を委ねた。
パリから離れたヴェルサイユへ宮廷を遷したのも反乱を恐れてのことである。
ヴェルサイユ宮殿が完成し夜毎コンサート、オペラ、バレエ、芝居、舞踏会が催された。
ルイ14世が亡くなったとき国民は老王の死に歓喜し葬列に罵声を浴びせた。

ルイ14世は「歯はすべての病気の温床である」という説を唱える侍医によって
12回にわたる手術の末すべての歯を抜かれた。
しかも当時は麻酔もないため歯は麻酔なしで引き抜かれ
抜いた後は真っ赤に焼けた鉄の棒を歯茎に押し当て消毒とした。
歯の無いルイ14世は8時間以上かけてくたくたになるまで煮込んだ
ホロホロ鳥や雉などしか食べられなくなった。
また常に胃腸の調子が悪くトイレに頻繁に駆け込んだ。
時にはトイレから従臣たちに命令を下すこともあったという。
あまりにもトイレに行く回数が多かったため衣服にも悪臭が染み付いてしまっていた。
そのため従臣たちは香水を染み込ませたハンカチを鼻に当てて閣議に臨んだ。

*ルイ14世はバレエが大好きだった。
本人も15歳で舞台デビューし
バレエが現在のようなダンスとして体系づけられたの彼の功績である。

*かつらを着用する習慣はルイ14世時代に広まった。
父ルイ13世ははげ隠しのためにカツラを使用していたが
ルイ15世は背を高く見せるために使用した。
ルイ14世の身長は160センチしかなく
王としての威厳を演出するために20センチもあるカツラをかぶった。
さらに10センチのハイヒールを履いた。
外出時には、さらに大きな羽根のついた派手な帽子をかぶって大きく見せていた。

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■妻 マリー・テレーズ・ドートリッシュ←マリア・テレサ
スペイン国王フェリペ4世の娘
1638-1683 22歳結婚 44歳没

マリー・テレーズは異常に小柄で太っていた。
お菓子・ペット・小人の道化師・トランプ・礼拝にしか興味を示さなかった。
フランス語をマスターすることもできず、
フランス宮廷のエスプリの効いた会話にはついていけなかったため、
社交界では物笑いの種であった。

愛人モンテスパン夫人がルイに
「もっと王妃を大事にして差し上げて」と忠告したこともある。

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●子は王太子ルイ/グラン・ドーファン

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伯母と姪で姑と嫁
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マリー・テレーズは政治や文学に興味を持たず
同じスペイン・ハプスブルク家出身の姑アンヌ・ドートリッシュと共に
スペイン語でおしゃべりやトランプ遊びをして過ごした。
ルイ14世は多くの愛人を作ったが、
その存在を最後に知らされるのはマリー・テレーズ王妃であった。
「結婚してから一日だって幸せなことがあったかしら」と王妃は言った。

マリーテレーズはココア/チョコレート、道具一式をフランスにもたらした。
王妃は異常なココア/チョコレート好きで
「王とココア/チョコレートは我がただ二つの情熱」と述べた。
ただしココア/チョコレートのせいで虫歯だらけで口を開けると黒い歯が見えたそうだ。

でもルイ14世も若い時から歯が全部なかったんだから仲良くすればよかったのに。
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by xMUGIx | 2003-03-06 00:00 | フランス
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