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by xMUGIx
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ブルボン朝

国王ルイ13世の子供


●ルイ14世 次代国王

●フィリップ1世 オルレアン公爵
イギリス王女ヘンリエッタ・アンと結婚死別、
プファルツ選帝侯エリーザベト・シャルロッテと再婚




●ルイ 国王ルイ14世
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●フィリップ1世 オレルアン公爵
1640-1701 61歳没

*同性愛者で、女装好きで、賭博好き。
妻子には生活費を渡さず、
取り巻きには湯水のように金を使いっていつも借金で首が回らない。
複数の証言によると、女物のハイヒールを履いているので男性側のダンスが踊れず、
女性側のダンスを嬉々として踊っていたそうだ。

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サン・シモン公爵

王弟陛下は小柄でずんぐりしていて、
竹馬に乗っていると思われるほど高いヒールの靴を履き、
両手のどの指にも指輪が光り、数えきれないほどの腕輪をつけ、
他にもつけられるだけの装身具で身を飾り立て、
打ち粉を振った黒い大きなカツラをかぶり、そこらじゅうにリボンをつけている。


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フィリップ1世の後妻 リーゼロッテの手紙

王と王弟は仲が良く、またこれほど異なる兄弟を見たことがありません。
王は背が高くブロンドまたはライトブラウンの髪をして男性的で立派なお顔です。
一方王弟は下品ではありませんが、小柄で髪も眉もみな真っ黒で、
大きな茶色の眼をして、細面で大きく長い鼻、小さな口、汚い歯をしていました。
大変女性的で乗馬も狩りも好まず、賭け事ばかりしてパーティーが趣味でした。
よく食べ飲み化粧し、一言で言えば女性が好む物すべてを好みました。
王の好みは、狩り・音楽・コメディでしたが、
王弟は大パーティーや仮面舞踏会が好きでした。
王は女性との恋愛遊戯を愛でましたが、
王弟は生涯に渡って恋などしたことがないと思います。


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■前妻 アンリエット・アンヌ・ダングルテール←ヘンリエッタ・アン・ステュアート
イギリス国王チャールズ1世の娘 イトコ結婚
1644-1670 26歳没

*チャールズ1世が清教徒革命で処刑されたため、
妻子は妻の実家フランスに亡命、ヘンリエッタも幼い頃からフランス宮廷で育つ。
国王ルイ14世の弟フィリップ1世と結婚するが、
同性愛者の夫は美しいヘンリエッタに見向きもしなかった。
同情した義兄ルイ14世と不倫関係になるが、
周囲の目をを欺くために自分の女官ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエールを
ルイ14世の偽の愛人としてカムフラージュにした。
ところがそのうちルイ14世が本当にルイーズに恋してしまい、
もともと許されない関係であったヘンリエッタはあきらめざるを得なかった。

ヘンリエッタは腹いせに夫の愛人ギーシュ伯爵アルマンを愛人にするが、
フィリップの方は新しい愛人ロレーヌ公爵フィリップとその仲間たちを
館にまで連れ込んで妻の存在を無視して大騒ぎをした。
ヘンリエッタはルイ14世にこの苦境を訴えたため、
ルイはすぐにロレーヌ公爵を島送りにした。
ところがヘンリエッタが急死する。
ルイ14世はまたしてもフィリップを政略結婚させる。
再婚する条件としてフィリップが出した条件は、
ロレーヌ公を呼び戻して再び愛人とすることであった。

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■後妻 エリザベート・シャルロット・ド・バヴィエール 通称リーゼロッテ
←エリーザベト・シャルロッテ・フォン・デア・プファルツ
プファルツ選帝侯カール1世ルートヴィヒの娘
1652-1722 70歳没

政略結婚であることは仕方がないとしても、同性愛者として名高く、
前妻を毒殺したという噂まであるフィリップとの結婚が幸福であるはずがなく、
その苦しみの毎日をヨーロッパ中の家族親戚友人知人に手紙にして書きまくった。
その数6万通。膨大な書簡は現在当時の宮廷生活を知る貴重な資料となっている。

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フィリップ1世の後妻 リーゼロッテの手紙

妊娠を心配しなくなってから、もうだいぶ経ちます。
娘の出産後、その危険はなくなったのです。
夫がベッドを別々にする提案をしたので、私は喜んでその申し出を受けました。
夫は眠っている時に身体に触れられるのをひどく嫌がり、
私が無意識に伸ばした足が夫に触れたりすると、
起されて30分も文句を浴びせられるのです。
ですから自分の部屋で一人で寝られれば、
文句も言われずベッドからも落ちず、うれしいことです。


*1701年6月9日フィリップ1世は亡くなる。
遺言には子供や孫はもちろん従者や小間使いに至るまで贈物が記されてあった。
ところが、妻であるリーゼロッテには何ひとつ遺さなかった。

私ほど哀れな者はいません。この結婚は私を乞食にしただけです。
夫は遺書の中で私に一言も触れていません。
しかも、夫は3人の若い取り巻き達に
毎年10万ターラーも与えていたという事実が発覚しました。
夫の頭の中には若い情人のことしかなく、一晩中彼らと食べ、飲み明し、
彼らのためならお金に糸目をつけず、高額のお金を与えるのです。
私が肌着やシーツが必要な時は、何日も何年も頼み続けなければならないのに、
お気に入りの情人が白いシャツが欲しいと言うと
惜しげもなく1万ターラーも与えるのです。


*リーゼロッテの高価な嫁入り道具、彼女の遺産60万リーヴル、
祖国からの彼女の年金4万リーヴル、これらすべてをフィリップ1世は賭け事で消費した。
そのうえ750万リーヴルもの負債を遺した。

結婚生活は幸福ではありませんでしたので再婚するつもりはなく、
生涯をここで終える決意です。
もう年ですし、何よりも地位にふさわしいお金がありませんから。
誰もそのような考えは頭はないようです。
国王にお金の無心をしたりせずに暮らせればどんなにいいでしょうか。
しかし現実は厳しく、私は乞食のように王にすがらなければ生きていけないのです。
国王が御厚意を示して下さる限りここに留まります。
そうでなくなったら、私の城モンタルジに引きこもると決めました。
残念ながら故郷の人々に会える可能性は二度とありません。


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●前妻の子 マリー・ルイーズ 
スペイン国王カルロス2世の前妻・本人死別

●前妻の子 アンヌ・マリー 
サルデーニャ王ヴィットーリオ・アメデーオ2世と結婚

●後妻の子 フィリップ2世 
ルイ14世の庶子フランソワーズ・マリー・ド・ブルボンと結婚

●後妻の子 エリザベート・シャルロット 
ロレーヌ公爵レオポルト・ヨーゼフと結婚


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フィリップ1世の後妻 リーゼロッテの手紙

私はマリー・ルイーズより9歳年上でしたので、娘というより妹のように愛しました。
私が嫁いできた当時はとても子供っぽく、一緒に遊び大騒ぎをしたものです。

童話に洗礼の時に妖精に様々な才能を贈られた話がありますが、
息子フィリップ2世もも同じです。
最初の妖精は美しくあるように、2番目は能弁さを、
3番目はあらゆる学芸を理解する才能を、
4番目はフェンシング・乗馬・ダンスの能力を、
5番目は軍事の才を、6番目は誰よりも豊かな心を贈りました。
しかし7番目の妖精は招かれなかったので腹を立て、
彼に与えられたものが何の役にも立たないようにしたのです。
つまり醜い歩き方や黒いヒゲ、しかめっ面を与え、
音楽・絵画・エッチングなど何をしても退屈し、
孤独を好み誠実な人々を嫌悪するように、また戦場においては不運に遭い、
放埓な生活を好み、良い友の忠告に聞く耳を持たないように呪ったのです。
その結果、息子は正しき人々と交わるよりも
娼婦や侍女たちと過ごすのを好むようになり、
自分の身分にふさわしく家を治めるよりも、
馬鹿げたことに耳を傾けるようになったのです。

娘エリザベートの顔はどちらかと言うと角張っています。美しさも並です。
眼は美しいですが、口はそれほどでもなく、鼻は小ぶりです。
でも分別はありユーモアのセンスに富んでいるので、
お目にかかる機会でもあれば楽しませることはまちがいありません。

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★オルレアン公爵と前妻両方の愛人 ギーシュ伯爵アルマン・ド・グラモン
1637-1673 40歳没

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★オルレアン公爵の愛人 フィリップ・ド・ロレーヌ 通称シュヴァリエ・ド・ロレーヌ
1643-1702 59歳没

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★オルレアン公爵の愛人 ヴェルマンドワ伯ルイ・ド・ブルボン
1667-1683 16歳没

*兄ルイ14世の庶子

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by xMUGIx | 2003-03-05 00:00 | フランス
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