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ヴァロワ朝

◆国王シャルル6世 通称:狂気王
先代シャルル5世の子
1368-1422 12歳即位 54歳没

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当時の証言

背は高くなかったが、がっしりとしていてよく食べ、健康で美しい顔つきをしていた。
色白でアゴには感じのいいヒゲをたくわえ、
利発そうな目と整った鼻と金色の髪を持っていた。
寛大な心を持ち人の言葉をよく聞き、身分の低い者とも気軽に交わった。
礼儀正しく生涯変わらぬ態度で人々と交わったので、
その後たびたび不幸に襲われたにもかかわらず、民衆の愛情を失うことはなかった。

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母ジャンヌが精神異常であり、
彼も子供の頃から精神が不安定になることがあった。

ブルターニュ遠征中に発狂し、森の中で4人の護衛を殺すという事件を起こす。
一旦回復するが、今度は<燃える人の舞踏会>という事件が起きた。
仮装舞踏会でたいまつが王を含む人々に燃え移り4人が焼死した。
王は無事だったが急速に精神状態が悪化した。
発作を起こすと自分は王ではなく別人だと言い始める。王妃を蛇のこどく嫌う。
王は亡くなるまで正気と狂気を42回も繰り返した。

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遠征中に御乱心となるシャルル6世
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<燃える人の舞踏会>事件
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■妻 イザボー・ド・バヴィエール←エリーザベト・フォン・バイエルン
バイエルン公シュテファン3世の娘
1370-1435 15歳結婚 65歳没

見合いの席でシャルルはイザボーに一目惚れした。
花嫁は一見魅力的だったが性格は最悪だった。
貪欲、わがまま、軽薄、怠惰、浪費家と絵に描いたようなエゴイストだった。
外国から嫁いだ王妃はフランスに同化しようと努力するものだが
彼女は自分だけが快適な生活ができたら
フランスのことなどどうなろうと知ったことではないというタイプだった。
狂気の夫を無視しドレス、宝石など浪費癖は
宮廷費を瞬く間に使い果たしてしまう凄さで
自分の子供たちにすら満足な衣食を与えなかった。

王弟オルレアン公ルイやブルゴーニュ公ジャンなどと関係を持ち、
淫乱王妃と呼ばれた。
ゆえに12人の子供は夫の子だと言い切れない。

結婚してすぐ夫は戦地に出かけてしまう。
退屈した15歳のイザボーは青年貴族ボワ・ブールドンと不倫関係になる。
その後王弟オルレアン公ルイと愛人関係になるが、
愛人ルイがブルゴーニュ公ジャンに殺されると今度はジャンの愛人となった。
そしてジャンが暗殺されるとイギリスがフランスに乗り込んできた。
イザボーはいつでも強い方につく女である。
イギリス側に寝返った。つまり我が子シャルル7世と敵対したのである。

イザボーはシャルル7世を私生児だと宣言する一方
カトリーヌ王女をイギリス国王ヘンリー5世に嫁がせ
ヘンリーにフランスの王位継承権を与える。
前代未聞の事件で「史上最悪の王妃」と呼ばれるゆえんである。
しかしジャンヌ・ダルクの活躍によりシャルル7世は即位する。
イザボーはよほど悔しかったのか即位の数日後に亡くなった。


左端の赤いドレス
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★愛人オデット・ド・シャンディベール 庶子1人
1391-1425 34歳没

オデットは精神病となったシャルル6世の世話をするために王妃が付けた愛人。
オデットはシャルル6世や宮廷の人々から「小さな王妃様」と呼ばれていた。
陽気で美しく優しい性格のオデットは
不幸な国王をできるかぎりの献身と忍耐で世話をした。
オデットと過ごした15年の間にシャルルは彼女の献身に対して数々の贈り物を与えた。
シャルルの最期の言葉は「オデット」。イザボー王妃は葬儀に出席しなかった。

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●イザベル 
イギリス国王リチャード2世の後妻

●ジャンヌ 
ブルターニュ公ジャン5世と結婚

●マリー 
修道女

●ミシェル 
ブルゴーニュ公フィリップと結婚

●カトリーヌ 
イギリス国王ヘンリー5世と結婚

●シャルル7世 
次代国王




●イザベル イギリス国王リチャード2世の後妻
1389-1409 20歳没
7歳でイギリス国王リチャード2世と結婚、10歳で未亡人、
17歳でオルレアン公シャルルと再婚、20歳で死亡。

なんか嫌がってる感じのイザベル王女・・・
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なんか引いてる感じのフランス側・・・
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●カトリーヌ イギリス国王ヘンリー5世妃
1401-1437 36歳没
その美しさから「麗しのキャサリン」と呼ばれた。
ヘンリー5世の死後に1歳にも満たない新王の王母に虫がつくのを恐れたイギリス宮廷は
二重三重に対策を施していたが、灯台下暗しで側近オウエン・テューダーと愛人関係となった。
オウエンはがっしりした身体と美貌に恵まれた男だった。
思うにキャサリンはまだ21歳。
毛並みのいい男がいなければ近場で済ませてしまうのが人情。
イギリス宮廷の作戦があだとなる結果となった。
キャサリンは愛人との間に3男1女を生んだが正式に再婚を認められることなく38歳で亡くなった。




●シャルル7世 次代国王

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by xMUGIx | 2003-01-19 00:00 | フランス
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