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by xMUGIx
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アブスブルゴ朝

国王フェリペ2世の子供


●最初の妻の子 ドン・カルロス 王太子 早逝

●3番目の妻の子 イサベル・クララ・エウヘニア 
オーストリア大公アルブレヒトと結婚

●3番目の妻の子 カタリーナ・ミカエラ 
サヴォイア公カルロ・エマヌエーレ1世と結婚

●4番目の妻の子 フェリペ3世 次代国王




●ドン・カルロス 皇太子 早逝
1545-1568 23歳没

オペラ『ドン・カルロ』のモデルでもある。
年老いた父王フィリッポ2世は
聡明な王子ドン・カルロの婚約者エリザベッタを横取りする。
あきらめきれないドン・カルロとエリザベッタの苦悩を描くというストーリー。
悲劇のヒーローとして描かれるが事実はまったく違う。


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ボヘミア大使の証言

ドン・カルロスは肩の高さが違い足の長さが違い頭が大きすぎる。
胸はくぼみ背中にコブがある。まるで子供のように愚かな質問ばかりする。
高尚な事に興味を示したことはなく食べることにしか感心がない。
際限なく食べ続けているのでよくいろいろな病気にかかり
顔色はひどく悪く長生きはできないだろう。


ヴェネチア大使の証言

王子の頭は異常に大きくそれを支える身体とアンバランスだ。体格は弱く性格は凶暴。
しかし女性にはすぐ傾き王宮からドレスや宝石を持ち出し気に入った女性に与えている。
自分もお洒落でいつも豪華な衣装に身を包みプライドが高い。
激昂しやすく頑固で手に負えない。しばしば精神錯乱に陥る。

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父はもとより祖父のカルロス1世もこの孫に強い不快感を示した。

17歳の時にドン・カルロスは目当ての女性を追いかけ階段から落ちて大ケガをした。
頭を強く打ち一時は生死の境をさまよったがなんとか助かった。
しかしこの頭の負傷が原因なのか性格はますます頑固に凶暴になっていった。
側近を窓から放り投げたり、毎夜ように悪友たちと街中に繰り出し
気に入らない者は仲間とともに傷つけ気に入った女性には乱暴する。
自分の衣装を濡らした家に火をつけて燃やしてしまう。
フェリペはその都度謝罪し賠償金を払って回った。

もともとドン・カルロスにはオランダの統治が約束されていた。
それを思い出したカルロスはオランダのプロテスタントと手を結ぼうとした。
ついに幽閉された。
ドン・カルロスは全裸で歩き回り、雪氷を入れた冷水をがぶ飲みし、
ベッドにも雪氷を持ち込んだ。
そのため風邪を繰り返し体力を消耗して亡くなった。23歳であった。

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●イサベル・クララ・エウヘニア 
1566-1633 67歳没
オーストリア大公アルブレヒトと結婚 イトコ結婚
1559-1621 62歳没

イトコであり、同じスペイン宮廷で育った幼なじみでもあった。
イサベルはもともとアルブレヒトの兄ルドルフ2世の婚約者であったが
20年以上も待たされたため弟のアルブレヒトと結婚することになった。
その間は母の代わりに父フェリペ2世の補佐役を務めていた。
2人は共同統治者としてネーデルラント総督を治めた。
夫の死後はイサベルが総督となった。

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●カタリーナ・ミカエラ  
1567-1597 30歳没
サヴォイア公カルロ・エマヌエーレ1世と結婚
1562-1630 68歳没

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●フェリペ3世 次代国王

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by xMUGIx | 2006-01-12 00:00 | スペイン
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