|
by xMUGIx カテゴリ
以前の記事
2013年 05月
2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 |
壮麗なシチリアの大地に最後の輝きを放つ 貴族社会の落日
![]() 不良あがりのフランス人アラン・ドロンとサーカスあがりのアメリカ人バート・ランカスターが 見事にイタリア貴族を演じております。 演じているというより、ヴィスコンティの手によって演じさせられているというか、 まんまと化けているという感じです。 延々と舞踏会のシーンが続きます。 でも私は舞踏会のシーンさえあればそれだけでいい映画だったなあと思う人間なので、 豪華絢爛、ヴィスコンティの美学が詰まった舞踏会を楽しみました。 舞踏会は華やかで哀しい。 若さも老いも、純愛も醜聞も、明日破産が待っていても、死が待っていても、 すべて忘れて今宵は夜が明けるまで踊りましょうという場所だと思うからです。
江戸時代中期にたくさん出版された性愛指南書から抜粋した本。
春画や春画に添えられた台詞が載っててとっても楽しい(いいのかなあ、私・・・) 一言で言うと、現代のセックス・ハウツー本と同じ内容なのに驚く。 つまり、男性がいかにして女性をイかせるかがどの指南書でもキモなのである。 女がイってから男がイクのが男のたしなみとまで書かれている。 ということは男性が自分勝手なセックスをしていなかったということですね。 つーか、そんな男はモテなかったんでしょうね。 現代のセックス・ハウツー本と違う点は、 男同士・女同士についても詳しく指南している所と、処女に全然価値がなかった所だ。 それでも処女や男同士の場合、約1週間かけて「慣らす」方法も詳しく載っている。 ここでも思いやりのないセックスはタブーとされていたことがわかる。 御殿女中が張り形を使っていたのはよく知られていたが、 仕事中でも入れっぱなしにする女中が多かったのも仰天。 同座の者、隣にて行礼なすも、介して申さざる也 ケッサクである。仕事中ですよ。江戸は平和だったんだなあ。 女性が書いた(ということになっている)指南書には、 下手な男は女は奥深く根元まで入ればよがると心得て取り掛かり、 女は長崎まで行くつもりが、播磨か安芸あたりで男の方だけイッてしまい、 そのくせどうだと言わんばかりの顔をしてるのは腹が立つ!というのがオカシイ。ご明察である。 性の相性が合わぬは生涯の不幸とまで言い切り、 よくよく考えてから夫婦の契りを結ぶべしとある。 恐れ入りました。
18世紀イギリスでは、
貴族の子弟たちを国際人に養成するためにヨーロッパに遊学させるグランドツアーが流行していた。 当時文化的先進国であったフランスとイタリアが主な目的地で、一種の修学旅行である。 ![]() しかし私たちの修学旅行とはケタが違う。 日常生活に困らないよう使用人を多数引き連れ、 オックスフォードかケンブリッジの家庭教師を雇う。 現地では政治・経済・文化・語学などを家庭教師から学び、 観光や買い物、お土産選びを楽しむ。その期間は数年に及ぶ。 ローマでは、遺跡やルネサンスの作品を観て、ローマ帝国の偉大さに思いを馳せる。 貴族の子弟たちが触れるのは文化や伝統の香りばかりではなく、現地の悪臭だ。 道は泥んこ、宿屋のベッドは虫だらけ、パリもローマも糞と汚水にまみれた街だったのだ。 公衆衛生はイギリスの方が優れていたようだ。 またグランドツアーでやってくるおのぼりさんをカモにしようとする 現地の人間が手ぐすね引いている。 娼婦を買って病気をもらったり、賭博でいかさま師に騙されたり、 偽物の美術品をつかまされたり。 イギリス人はイギリス人同士で固まるので、語学も身につかない。 パリでは彼らはフランス風の衣服を身にまとい、 イギリスらしい田舎じみた痕跡を抹消しようとした。 ![]() フランス風に頭を盛り上げ、化粧をして帰ってきた息子の姿に 仰天している父親の風刺画もある。まさに放蕩息子の帰還である。
一生をかけて償わなければならない罪があった
命をかけて信じ合う恋人たちがいた ![]() 恋愛映画だと思っていたのに戦争映画でしたよ。 そんなつもりじゃなかったのにー。 前半と後半では別の映画のようです。 時間軸が交錯するのはカンベン。 ただでさえ真実と虚飾が重なるんだから、時系列だけでもそのまんま描いた方が良かったのでは。 妹が何かやらかすとは思っていたので手紙のやりとりにドキドキ。 でもまったく何も細工しないのにビックリ。 そのためのタイプライターだと思ってたのに。 バイアスがかかってるとはいえ妹は自分の見たものを信じ切っていただけだったのか。 男はエロレターを書いた時点で運命が決まったも同然ですが、 エロレターの方を渡してなかったら女はなびかなかったかもしれないし、 もし逮捕されずにあのまま医者になっていたとしても 今度は軍医として戦死していたかもしれないし、難しいところです。 チョコレート工場の社長、ひと夏の遊びだと思っていたら あの娘ときちんと結婚したのもビックリ。 シアーシャ・ローナンが真の主役ですね。 少女の時だけ放つ可憐さと儚さがこの映画にとどめられています。 もう一人の主役は邸宅ですね。 前半の邸宅のシーンはカントリーハウスの内外が詳しくわかります。 「装飾もなし、韻もなし、ありのままを書け」と言われてたのに めちゃくちゃ脚色してるじゃん。それつぐないになってないよ。
これは日本女性に惚れちゃったアメリカ人のFBI捜査官が、
仕事も何もかも捨てて日本にやってきて彼女と結婚をするという実話です。 すごいのはこの結婚騒動がプロローグにすぎないという点。 彼の実力?は結婚してから発揮される。 優秀なFBI捜査官だからして、 奥様自身、奥様の生活、奥様の仕事、屋内、屋外にまで安全確保と心理戦がある。 そのルールを教えられ(押し付けられ?)閉口しながらも、 奥様もキャリアを磨いていくという話である。 一番怖かったのは、サラリと書かれていたお年頃の一人娘がいるというあとがき。 彼女の将来のダンナ様が、FBIかCIAかジャック・バウアーがいたところなどの 出身者ならいいけれど、ズブの素人の日本人だったら・・・。 FBIとかCIAで学ばせるのは遅すぎる。 ダンナ様が彼氏をどこかの外人部隊にでも放り込むのではないかと恐れている。
|
お気に入りブログ
検索
ネームカード
|